All ears.

にわとりとたまごの関係なのが、話す力と聴く力。
特にどちらが大切でしょう?

誰かのお話に熱心に耳を傾ける場合、「全身を耳にして聴く」といいますが、英語でその状態は、
all ears です。お話している人にたいして、私はとてもあなたの話を聞いていますよと言いたいときは、
I am all ears. といったりします。

そのときあなたは「ぜんぶ耳人間」状態です。表現的にもわかりやすいですね。もちろんちゃんと聞いてあげるからには聴く力は要りますが。

逆に自分の話を注意してちゃんと聞いてほしい時などには、Listen carefully! の代わりに、
Please be all ears! ともいいます。この場合はこちらは話す力が要ります。(笑)

日本語でも誰かの相談事にのる態度を「耳を貸す」と言いますが英語でも、
I lend an ears to you. と言います。

相談事をする立場の場合「ちょっと耳借りたい」と頼みますが、英語で
Please borrow your ears. とはあまりいいません。
でも言ってみても面白いかと思います。あまりそういったイディオムがないだけで、通じないわけではないと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*