はじめてのディクテーション 2話

重大任務の渡米まで2か月間で英語コミュニケーションで負けない実力をつけるという課題を前に、僕は「選択と集中」を考えました。欲張って全部するよりも、何か一つに絞って集中学習するべしと。渡米までの2か月間、毎日残業も含めて仕事ざんまい。その間の英語学習で何を選ぶべきか。

結論から言うとディクテーションを選びそれに集中しました。

選択をするということは捨てるものがあります。英会話学校に行っているほど悠長ではないのでこれは真っ先に捨てました。
発音の練習。これも敢えて捨てました。とりあえずは日本人なまりな発音でいこう。中国や韓国、インドの人たちは堂々と母国語なまりの英語で立派に仕事しているじゃないか!
スピーキングの練習? 思い切って捨てました! 話すときは中学校レベルの構文でマイペースでいいからゆっくり話そう。そう決めました。

そして、どうしても捨てられないのはリスニングだと思いました! これだけは自己流。マイペースで、というわけにはいきません。相手の話をよく聞いて相手を理解しなければ、英語会話のコミュニケーションがトンチンカンしまうのです。相手を理解しなければ北米でのミッションを完遂できなくなるのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*