先人の知恵

英語のことわざをいくつか並べてみました。
どれも直訳でも日本で通じることわざです。

Strike while the iron is hot.
Bad news travels fast.
A near neighbour is better than a far kinsman.

それぞれ、
鉄は熱いうちに打て。
悪い噂は広まるのが早い。
遠くの家族より近くの他人。

kinsman とは聞きなれない言葉ですが、ご想像できるように親族といった意味です。
つまり日本でも海外でも同じ教訓があるということですね。

日本ではあまり言わないけど、なるほど!と、思う教訓もいくつか紹介すると。

Empty barrels make the most noise
直訳でいうと、空っぽのドラム缶は大きな音を立てる。これが変じて中身のない人間ほどよくわめく、みたいな意味でしょうか。うーん、思い当たるような。自分も気を付けないと。(笑)

Good wine needs no bush.
bush は木や茂みですが、この場合はブドウの枝(蔓)。西洋の中世では酒屋の看板としてブドウの小枝をぶら下げていた風習からです。でも美味いワインなら小枝があってもなくてもきちんと売れたようです。いい品物や人間には宣伝が要らないということでしょう。

The last straw breaks the camel’s back.
荷が重すぎると、わらくずを1本追加しただけでもラクダの背中が砕けしてしまう、という意味です。日本語で言うと過ぎたるは猶及ばざるが如し・・・かな。

ことわざは先人の思いを伝えて現在の私たちに「より賢く生きるよう」に指導していますね。英語のことわざも知っておくと2倍賢くなれるかも。

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